|
|
今週の外為相場は円安基調が続くとの見方が多い。藤井裕久財務相が先週、国債増発の可能性を示したことで、市場では財政悪化懸念が再び台頭している。円を買い越してきた海外のファンドなどが円を売ってドルを買い戻す流れが続きそうだ。
市場参加者の予想は1ドル=90〜93円に集まっている。ただ急激な円安には振れにくいとの予想も出ている。月末を控えて、海外から日本に資金を送ろうとする輸出企業の円買い・ドル売りが増えるとみられている。世界経済の回復期待を背景に、低金利のドルと円はともにユーロや高金利の資源国通貨などに対して売られやすくなっており、円・ドル相場の方向感は出にくいとの声もある。
今週は29日に7〜9月期の米国内総生産(GDP)速報が発表される。仮に市場予想を上回る内容になれば、これを好感したドル買いにつながりそうだ。
国内では30日に日銀が金融政策決定会合を開く。年末が期限の企業資金繰り支援措置の扱いや、同日に記者会見する白川方明総裁の発言内容が材料視されそうだ。(18:00)
|
|