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今週の円相場は高値圏でもみ合う展開になりそうだ。日本の通貨当局者が円高への懸念を繰り返し表明していることで、海外ファンドなどが円を買い進めにくくなっている。ただアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の資金繰り悪化問題の行方には不透明感があり、逃避先通貨とされる円が上昇しやすい要素も残る。市場参加者の予想は1ドル=84〜88円となっている。
先週は米金融緩和の長期化観測やドバイの信用不安を受け、円は一時、14年4カ月ぶりの高値となる1ドル=84円82銭まで上昇した。
市場参加者が財務省・日銀による為替介入を警戒するなかで、今週も引き続き要人発言に関心が集まる。市場では藤井裕久財務相の発言などに対して、政府の円高容認姿勢が変化したとの受け止め方も出ている。
12月2日には米地区連銀経済報告が発表される。米金融緩和の長期化が確認されれば、ドルは再び売られやすくなりそうだ。一方で4日発表の11月の米雇用統計が市場予想を上回る改善を示せば、ドルが買い戻される可能性もある。30日には白川方明日銀総裁が講演する予定だ。(18:00)
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