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今週の円相場は下落するとの見方が多い。米企業の7〜9月期決算は好業績が目立ち、世界的な景気回復期待が高まっている。リスクを取りやすくなった海外ファンドが高金利の資源国通貨などを買い低金利の円を売る動きが強く、円の対ドルでの下落につながる。米株高を受けた米長期金利の上昇による円売り・ドル買いも予想される。下値メドは93円との声もある。
円は16日に一時、1ドル=91円台前半まで下げ、約3週間ぶりの安値を付けた。米長期金利は最近、米株高を受けて上昇するようになった。7日に円が約8カ月半ぶり高値の88円01銭まで急伸した背景にあった米長期金利の低下傾向と藤井裕久財務相の「円高容認」姿勢を試す投機筋の円買いは収まったかたちだ。
ただ円売り・ドル買いが減速する可能性もある。21日発表の米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀経済報告(ベージュブック)が各地区の経済の温度差を示した場合、「米金融緩和の解除に向けた『出口戦略』が遠のくとの連想でドル売り」(シティバンク銀行の城田修司氏)のシナリオがあり得る。
[10月18日/日本経済新聞 朝刊]
(10/18 18:00)
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